| 最近、家庭菜園としてあらゆる野菜を作られるご家庭が多くなってきました。土の中に小さな種、または苗を植え、収穫までの数十日間、自分の家族同然のように愛情を注ぎ育てられていくのではないでしょうか。そして、収穫の時期には今までにはない感激と喜びでいっぱいなこととおもいます。しかし、相手も生き物です。一つ一つ生育も違いますし、弱い強い、たくさん実をつける、少ないなどということは当然です。そんな、見守っていく上で、時にはおもわぬ状況に見舞われることや、こんな場合はどう対処していいの?などと困ってしまうこともしばしば・・・。そんな、疑問をここにいくつか紹介させていただきますので、ご参考にしてください。美味しい野菜を作ってくださいね! |
| トマト | なす | きゅうり | ピーマン | じゃがいも |
| とうもろこし | かぼちゃ | えだまめ | オクラ | モロヘイヤ |
| ニガウリ | たまねぎ | いちご | エンドウ | レタス |
| カリフラワー | ねぎ | サツマイモ | サトイモ | ミズナ |
| インゲン | キャベツ | 大根 | にんじん | 白菜 |
| カブ | ほうれん草 | 小松菜 | 春菊 |
| ■ トマト ■ | |
| Q | よい苗を選ぶポイントは? |
| A | 信頼のおける園芸店、または通信販売業者から、きちんと表示のある苗を購入してください。信頼のあるところですと、病気や品質面でも安心できるとおもいます。苗としては、子葉がつき、しっかりとした大きな本葉が8〜10枚ついた、見た目にもしっかりとし、均整のとれたものがよいでしょう。葉が細く、節間がながく、ひょろひょろな丈のながいもの、葉色のわるいものなどは、あとの生育に影響しますので避けるようにしましょう。 植え付けの適期は、遅霜の心配がなくなったころです。風のない、暖かい日の午前中に植えつけるようにしましょう。 |
| Q | 苗植え付け時に気をつけることは? |
| A | 植えつける1〜2週間ほど前によく耕し、元肥として1株あたり化成肥料を一握り、そして堆肥があれば1kほど施してください。多すぎますと草ぼけの原因になりますので注意してください。元肥は控えめで、追肥で肥料を補うようにしましょう。 植え床にやや浅く広めの穴を掘り、真ん中に苗をおいて、土を寄せしっかりとたたせ、軽く土を押さえます。トマトはどの花も同じ方向に出る性質を持っておりますので、収穫しやすいように通路側に花房が向くようにしておけばいいとおもいます。 |
| Q | わき芽のかきとりかたはどのように? |
| A | 主枝の付け根から出てくるわき芽は、すべて取り除き、中心の茎だけを伸ばしていく1本立てにするのが普通です。 わき芽かきは、切り口の傷口が小さくなるように、晴れた日を選んで、できるだけ早い段階で摘み取ってください。 わき芽が小さいうちは指先で摘み取り、大きくなってしまったものははさみを使用してください。 生長に伴い、主枝は次々に花房をつけますが、下から4〜5段目の花が開花し始めた頃、その花房の上の葉を2枚残し、その先を摘芯して芽を止めてしまいます。それより上に実らせても、夏の間に生長しない上、余計な養分をとられることになります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 花はよく咲くのですが、落花してしまい実がつかないのですが・・・ |
| A | 低温、または高温、栄養不足が原因だとおもいます。 第1、2花房では、植え付け後の水分や養分がおもうように吸収されず、あわせて低温が続くと、受精不良となってしまい結実せずして落花してしまいます。 4〜5段の上のほうの花では、下の段の果実がよくできたときに追肥を怠ると、養分が上まで届かず、栄養不足となってしまい丈夫な花が咲きません。更に高温だと、落花が増えます。 これらを防ぐには栄養不足にならないように、十分な肥培管理が重要です。 また、ホルモン剤を使用して結実を確実にさせるのもいいのではないでしょうか。散布は晴天の午前中におこなうように心がけてください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥はいつごろしたらいいのですか? |
| A | よいトマトを収穫するには、追肥はとても大切です。1株あたり、軽く1握りくらいの化成肥料を施して、土寄せをしてください。追肥が遅れてしまうと、果実が大きくならないだけではなく、栄養不良をおこしてしまい、上段の花房が落花してしまいます。 1回目の追肥は、1段目の第1番果がピンポン玉大くらいになったころを目安にしてください。 2回目以降は、2〜3週間ごとに2〜3回、奇数段の花房の第1番果がピンポン玉大になったのを目安に、1回目の追肥と同じように施してください。 肥料が足りなかったり、タイミングを逃さないように気をつけてください。 施肥量が多すぎてしまうと、よい果実がならなくなってしまうので気をつけてください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 実はつくのですが、収穫前に割れてしまうのですが・・・ |
| A | 露地栽培ではよくおきる現象で「裂果」といいます。 乾燥や過湿で傷が傷んでしまい、株が弱ってしまったとき、または果実が色づき始め果皮の弾力性がなくなったときに、急に水分を吸い上げてしまい、表面がそれに耐え切れなくなってしまい破れてしまったものであります。上段になるほどよく見られます。 乾燥しているからといって、急にたくさんの水をあげたり、大雨が降ったりすると裂果が多くなってしまいます。 確実に防ぐ方法はありませんが、株元に敷きわらなどでマルチングをして極端な乾燥を防いでください。また、環境の大きな変化に耐えられるよう、有機質を十分に施し株を充実させ、根を深くまで張らせるのもひとつの方法であります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 種から育てたいのですが、注意点は? |
| A | 種から育て始める頃には、その地方の桜の咲くころが適期です。直径12センチのポリポットに専用の用土ををいれて、3〜4粒まき、5ミリほどの覆土をします。そのポットをプランターに並べて、上にガラス板またはアクリル板などをかぶせ保温をし管理します。 発芽したら、勢いのよい1本だけを残し間引き、育てていき、花が咲いてつぼみがふくらみ始めたら、畑に植え付けます。 種をまく頃には、まだ気温が低い時期ですので、管理がやや難しいです。特に初心者のうちは苗の購入をお勧めいたします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 急に株全体がしおれてしまいました。何が原因なのでしょうか? |
| A | 今まで元気に育っていた株が、急にしおれてしまうのは、青枯れ病の可能性が考えられます。 青枯れ病は、土壌中の病菌が、根の傷口から侵入することにより発病する病気で伝染し、夏に多く見受けられます。特に湿度の高いと発生が多いようです。 発病してしまったら、これといった治療法はなく、その株を抜いて、他への伝染を防ぐようにしましょう。 予防は、根に傷をつけないように注意をし、敷きわらなどで雑草が生えるのを防ぐことが大切です。敷きわらは、地温の上昇を抑える効果もあり、発病を軽減するのにも役に立ちますので、用意されたほうがよろしいかとおもいます。 (野菜の表に戻る) |
| ■ なす ■ | |
| Q | どのような苗をいつごろ植えたらいいの? |
| A | 本葉が大きく茎が太くて、節間が詰まった、見た目にもしっかりとしている苗を選んでください。また、多少お値段は高くなりますが、病害にも比較的強く、生育のよい「接木苗」が育てやすく、お勧めです。 根つきをよくするためには、地温が高くなってからがよいです。目安として遅霜の心配がなくなった頃がよいでしょう。 植え付け場所はなじむまでに多少時間がかかり、植え付け後2週間ほどは元気がなく、やや萎縮したような姿になります。しかし、根がしっかりと張るようになると再び元気を取り戻しますので、心配はいりません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 粘土質の土にはどのように植えたらいいの? |
| A | 比較的どのような土壌にも適応しますが、根がよく発達して深く伸びるため、有機質に富んだ、水はけのよい肥沃な土が理想です。水はけの悪い粘土質では、ウィルス病や青枯れ病などの発生が増えるのでできるだけ避けましょう。 条件上避けられない場合は、できるだけ堆肥など投入し有機質を多くし、苗の根鉢が3分の1ほど地表からでるくらい浅植えすることが大切です。深植えしてしまいますと活着が遅れてしまい、その後の生育に大きく影響します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 花が咲いたけれども落ちてしまい、実がならないのですが・・・ |
| A | 花は開花したものの半分ほどは落花してしまうともいわれております。 原因として、短花柱花(めしべがおしべより短い)が考えられ、日照不足や低温、過度の高温などで、草勢が弱まった結果の発育不全です。収穫が多かったあとの栄養不足や、病害虫による株の衰弱でも短花柱花となり落花が多くなります。短花柱花が発生しても、病気が回復したり栄養が行き届くようになると、再び正常な花が開花して結実するようになります。 落花を減らすためには、何が原因で短花柱花が発生するのか見極め、対応してください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 夏、勢いがなくなってしまい、枯れたようになってしまいました。 |
| A | 夏の猛暑の時期には一時的に生育が止まるうえ、ハダニなどの害虫も増えるので、勢いも衰えて枯れたような姿になります。そのままにしておくと、盛夏を過ぎて再び生育を始めても、枝が先へ先へと伸び、花も枝先につくようになるのでよい実がならなくなってしまいます。 それを予防するには、夏に枝葉を短く切り詰める「切り返し剪定」を行い、主枝も側枝も、思い切って元のほうから切り落とします。剪定をおこなったら、畝に油粕、腐熟液肥や液肥などを、1株当たりひしゃくなどで2〜3杯施します。こうしておけば、切り口から元気のよい芽が発生し、再びおいしい果実が収穫できるようになります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 生育した実の皮がかたくなってしまうのはどうして? |
| A | なすは夏の乾燥に弱く、乾燥すると生育が悪くなってしまい、実の皮がかたくなり、尻も小さくつやもなくなります。 これを防ぐには、梅雨明け後、畝にわらや刈草などを厚く敷き、乾燥から守ってあげることが大切です。 ポリマルチをしてある場合はそれをはずして、敷きわらをします。乾燥は、病害虫の発生原因にもつながりますので、特に乾燥が激しい場合は、敷きわらをしたうえで、畝間に水を与えてください。 また、受粉、受精がおこなわれずに子房が大きくなって結実する単偽結果では、「石なす」とよばれる実がかたくつやのない小さなナスとなります。収穫が始まる時期に低温が続くと多くなります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | ヘタの部分も実も褐色になるのは何が原因なのでしょうか? |
| A | チャノホコリダニによる被害ではないでしょうか。チャノホコリダニは、アザミウマ類とともに、なすの生育に最も影響を与える害虫です。特に新芽の生育阻害と、果実の皮の被害は致命的であります。 果実のヘタの部分がさびをふいたように褐色に変わり、病気が進行すると果実の表面にもさび症状があらわれ、果実が肥大するとその部分で裂けることもあります。葉は奇形となって細長く丸まったりします。 症状がでたら早期に殺ダニ剤を散布してあげてください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 放っておいたら側枝やわき芽が伸びて、葉が茂りすぎてしまいました |
| A | なすは、茎の最も下に咲いた花のすぐ下の2つのわき芽を残し、他のわき芽はすべて小さいうちに元から摘み取り、茎を3本仕立てにするのが普通です。 主枝はさらに枝分かれして、本葉2〜3枚おきに花がついて実がなります。わき芽をとらずにおくと枝が込み合い、葉が茂りすぎて日当たりも悪くなり、生育に影響がでます。 また、わき芽かきをしておいても、夏ごろになると枝葉が茂ってきて、株内部の日当たりや風通しが悪くなります。ふところ枝などを剪定して枝を整理するとともに、引き続き、下部のわき芽をとり、接木苗の場合は台芽かきをおこないます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫の時期と、その方法は? |
| A | 植え付けから1ヶ月後くらいに、はさみを使って収穫します。5月中旬に苗を植えたとすると、収穫できるのは、おおよそ6月中旬位からです。 よく育ったものから順番に、朝夕の涼しいときに収穫しますが、1番果は、そのあとの実つきをよくするために、大きくなる前にとってしまいましょう。大きくなるまでおくと、株が消耗してしまうからです。その後の実も、大きくなりすぎないうちに早めに収穫することが大切です。あまり育ちすぎないもののほうが、味もおいしいということもあります。 収穫にははさみを使い、ヘタの少し上の部分を切り取るようにします。手でもぎとると茎を傷めたり、手にとげが刺さったりするので、注意してください。 (野菜の表に戻る) |
| ■ きゅうり ■ | |
| Q | 春、夏のきゅうり、どのように違うのですか? |
| A | 春に売られる苗が春きゅうりで、4月中〜5月上に苗を植え付け、7月中過ぎくらいで収穫が終わってしまいます。 それに対して夏きゅうりは、主に直接種をまいて、地面に這わせてつくります、種類によっては、支柱仕立てにして育てることもあります。 支柱仕立てにする場合は、4月中〜5月上に、地這いつくりでは5月上〜中に種をまき、収穫は6月中〜9月上までと長いのも特徴です。 また、暑さや強い日差しにも比較的強く、病害虫にも侵されにくいので、たくさん収穫したい人や、はじめてきゅうり作りに挑戦する人には、おすすめのきゅうりです。まずは、夏きゅうりからはじめてみてはいかがでしょうか。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 生育の途中で実が曲がってしまうのはどうして? |
| A | きゅうりの果実は、肥大の途中でつるや巻きひげに絡まって曲がることがあります。しかし、普通は日光や養分、水分の不足が原因で曲がった果実になることがほとんどです。 雌花が開花するときに、子房の長さが4.5センチ以上あれば栄養が十分だといえますが、栄養が不足すると子房が大きくならず、小さいものほど曲がりが大きくなります。また、栄養不足は尻太りや尻細りの原因にもなります。 開花時に子房が小さく、栄養不足と考えられるときは、急いで液肥や即効性の化学肥料を施します。さらに、水分も十分にあたえておくようにしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 敷きわらをするといいと聞きましたが、どんなときでも必要なのですか? |
| A | 土のはね返りは、病気の原因にもなるので、マルチングは必ずするようにします。 地這いつくりをする場合はもちろん敷きわらは必需品であります。また、支柱仕立てでも、梅雨入り前に、畝の上にわらや刈草などを敷き詰めておくと、雨による土のはね返りや梅雨明け後の高温乾燥からきゅうりを守ることができます。 ときに、土のはね返りによって、土中の細菌やカビの仲間が葉や花、茎などにつき、致命的な病害をもたらすことがあります。 そういった事態を防ぐためにも、敷きわらはとても役立ちます。最近では、ホームセンターなどでも販売されております。なお、腐葉土でも代用は可能です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥のタイミングは?そして、どのように? |
| A | 夏きゅうりの場合は、種まき後3〜4日くらいで発芽します。発芽した芽を育て、株が込み合ってきたところで、3回に分け、丈夫そうに育った苗を1本だけ残してあとは抜き、間引きをします。最初の追肥は、この間引きの直後におこないます。 株と株との間に、油粕や魚粉を1握り施します。その後、1ヶ月に2〜3回、同じ肥料を畝の肩に施し、軽く耕して、株元に軽く土寄せをしておきます。 最後の追肥と土寄せをしたら、わらや籾殻などを株元に厚く敷き詰めておきます。 きゅうりは、次々と実がなるので、栄養不足とならないように、収穫が終わるころまで肥料を絶やさないようにすることが大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 支柱を立ててもつるがうまく絡み付いてくれないのですが・・・ |
| A | きゅうりはつるを伸ばしますが、自分では支柱に絡みつくことはありません。 そのため、つるが30〜40センチ伸びるごとに、支柱に紐を使ってくくりつける必要があります。紐を茎にまわして交差させてから、支柱に縛ります。 支柱のかわりにネットを使った場合は、巻きひげがネットに絡みつくので、最初に1回だけネットに縛るだけで、あとはそのままにしておいても絡んでいくので大丈夫です。 支柱やネットは、本葉が5〜6枚のころ、2メートルほどの高さのものを立てるようにします。 支柱はぐらつかないようにしっかりと深く地中に差し込みましょう。合掌式の支柱であれば、風に強く万全です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | つるがたくさん出て、絡んだり、葉が茂りすぎます |
| A | きゅうりを支柱仕立てで栽培する場合、普通、親づるの先端を摘芯して子づる(側枝)を育て、親づると子づるから収穫をします。 つまり、子づるの発生と生長は大切なのですが、あまりにも発生が多く、それを放任すると収量が減ってしまいます。適切な摘芯や摘葉をする必要があります。 一般的な支柱仕立てでは、まず、親づるの第5節までの子づると雌花を、小さいうちに摘んでしまいます。親づる5節より上の子づるは、葉を3〜4枚残すとよいでしょう。子づるから発生した孫づるも同様に処理します。ただし、親づるの先のほうから出る2〜3本の子づるは、草勢を弱めないために、そのまま伸ばします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 下葉に角ばった黄色の斑点ができ、上のほうに枯れ上がってきました |
| A | べと病が発生したものと考えられます。べと病は、カビの一種が感染することで発生します。 このべと病は、きゅうりには必ずといっていいほど発生する病気で、油断して見逃すと、次々と別の葉に移って急激に病変した葉が広がり、手遅れになることがあります。 発病の初期、斑点が1〜2個発生した時点で、発病した葉を取り去ってください。それと同時に防除をお勧めいたします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 地ぎわの茎や根が黄褐色に変化し、葉も枯れてきました |
| A | きゅうりをはじめ、ウリ類にとって恐ろしい病気のひとつでもある、つる枯れ病の可能性が考えられます。 つる枯れ病は、きゅうりの栽培期間中はいつでも発生します。特に雨が続き、湿度が高くなるとより発生しやすくなります。 感染して枯れた葉や土の中にいる病原菌の感染で発生します。発病の予防にはマルチングで土のはね返りを防止します。 発病すると、茎の地際部分が灰色〜淡黄褐色に変化し、進行するとその部分が腐ったようにやわらかくなり、さらに病気が進むと表面に多数の黒い点々があらわれ、つるはしおれて枯れてしまいます。発病初期であれば、発病箇所に薬剤の散布が望ましいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ ピーマン ■ | |
| Q | どんな苗を買って、いつごろ植えればいいの? |
| A | ピーマンの苗は、春先になると種苗店や園芸店などで販売され始めます。ただし、気温や地温が低いと、植え付け初期の生育が思わしくなく、花が咲いても落花してしまうことがよくあります。あわてて苗を購入することなく、なすの植え付けと同じ頃がよいでしょう。ピーマンは大苗を植えつけることが栽培成功の秘訣です。 土としては、保湿性があって水はけのよい、肥沃な土地がむいています。植え付けの2週間前には1uあたり1握りの苦土石灰を施してよく耕しておきます。 1週間前には60cmのベッド畝を作り、畝の中央に深さ30cmの溝を掘り、元肥として1uあたり堆肥バケツ1杯、鶏糞スコップ1杯を施し、土を戻します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 支柱の立て方とわき芽のとり方について教えて? |
| A | ピーマンの枝は風に弱いので、苗の植え付け後、早めに短い竹などで仮支柱を立てて茎を縛り、風で倒れないようにします。 株が充実してくれば、特に支柱は必要ありませんが、風などで株が倒れてしまうおそれのある場合は、支柱を立てて固定します。 わき芽は全部伸ばさずに、主枝に1番花がついたあと、その下から出る勢いのよい2本の側枝を伸ばし、それ以外のわき芽は摘み取って、3本立てにします。側枝のつけ根から出るわき芽を摘み取るだけで、その後の整枝は必要ありません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥の時期と与え方は? |
| A | 植えつけてから2〜3週間経過した頃、最初の追肥をおこないます。油粕の腐熟液に少量の過燐酸石灰をまぜたものがよいでしょう。あるいは、化成肥料を1uあたり1握り、畝の肩に施します。 ポリマルチをしている場合は、マルチのすそをあげて追肥をします。 追肥後、畝間を軽く中耕して土寄せをします。マルチングをしていない場合は、乾燥防止と害虫防除のために敷きわらをするとよいでしょう。ポリマルチが透明のものである場合も、梅雨明け後は根がやけるのを防ぐために、株元に敷きわらをします。わらがない場合は、腐葉土でもかまいません。 その後2週間おきぐらいに2〜3回、同様に追肥をおこないます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 花は咲くけれども、ほとんど落ちてしまうのですが・・・ |
| A | 株の生育が順調で、花の数が少ない生育期は、受粉、受精がおこなわれ、結実数も多く果実は肥大します。 しかし、雌しべが雄しべより短い「短花柱花」と呼ばれる不良花だったり、正常な花でも開花期に極端な低温や高温にあうと受粉、受精の機会に恵まれないなどの理由で、落花してしまいます。 更に、日照不足や水分不足、肥料切れ、極端な高温などで草勢が弱まると不良花が増えます。生育中期以降では花や果実が多くつき、養分の取り合いあいによって短花柱花も増えます。 また、肥料に窒素分が多く燐酸成分が不足すると不良花が増えます。 不良花を減らすためには、有機質をたっぷりと施し、適切な肥培管理をすることで、丈夫な株を育てることが大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | ついた実が落果し、丸い小さな穴があります |
| A | タバコガの幼虫が、若い果実の中に侵入し、未熟な種を食い荒らすことによって、落果品のではないかとおもいます。 タバコガは、春から秋にかけて何回も連続的に発生し、いろいろな野菜につきますが、ピーマンに被害が多くあらわれるのは8〜9月ごろです。 ピーマンのヘタの部分から内部に侵入し、種の部分を食害します。果実から果実へ移動しながら、1匹の幼虫が数個の果実を食害するため、虫の数以上の果実が被害を受けます。 幼虫は果実の内部にいるため、薬剤の散布で駆除することは困難なのです。小さな穴のあいた果実を見つけたら、すぐに切り取って処分し、被害が増えるのを防いだほうがよいです。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 実ったピーマンが赤く、または黒ずんでしまったのですが |
| A | 普通のピーマンは、緑色の未熟果を若どりするものです。果実が大きくなって、きれいな緑色になってきたらすぐに収穫することが大切です。 5月下旬に植えつけたとして、ある程度の大きさで早めに取っていけば、6月中旬〜9月中旬ぐらいまで収穫することができます。 適期に収穫せずそのままにおいておくと、色が赤くなったり黒ずんできたり、また、かたくなって、味ももちろん悪くなってしまいます。 ピーマンに限らず野菜の果実は適期に収穫されますよう心がけてください。 なお、ピーマンの仲間でもあるタカノツメは、完熟させてから10月ごろに収穫し、干して利用します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 葉にまだらな黄色いモザイク模様がでて、株の元気もありません |
| A | モザイク病の症状の可能性があります。モザイク病はウィルス病の一種で、ウィルスに感染することで発生する病気です。露地栽培で特に発生が多く、問題になります。 症状は、葉に黄色いモザイク模様があらわれ、枝の節間がつまり、株全体が萎縮して黄色くなります。花つきや実止まりも悪くなり、果実の形も変形します。モザイク病を発病した株を治療する方法はありません。発病株は抜き取られるのがよいでしょう。 アブラムシが媒介することによって発生することが多いため、特に多発する梅雨明け後は、アブラムシを徹底的に駆除する必要があります。また、発病株に触れた手や用いた道具は消毒をし伝染を防ぐことも大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | ピーマンの仲間のパプリカについて教えてくれませんか? |
| A | パプリカは、ピーマン、シシトウなどと同じ唐辛子の仲間です。 ベル形に改良された辛味のないものがピーマンです。ピーマンのような匂いがなく、甘く、赤や黄色、オレンジ色などの平形のものや、大型で完熟したものがパプリカです。サラダなどの生食に向いています。 パプリカも、ピーマンと同じように栽培ができますが、完熟果を収穫するには45〜60日かかります。 最初から完熟果を作ると株への負担が大きく、衰弱してしまいます。そこで、最初の1〜2番果はまだ緑色のうちに早めにとってしまって、その後、完熟果と未熟果を半量ずつ収穫するとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ じゃがいも ■ | |
| Q | 食用として買ったじゃがいもでも、種として利用できるのですか? |
| A | 食用として売られているじゃがいもは、伝染性のウィルス病に汚染されている場合がまれにあり、それを種として植えて発芽しても、うまく育たないことが多いのです。 ウィルス病に感染するとその株は弱り、収量も著しく減ってしまいます。種芋がウィルス病に感染していると、種芋を通して次々と感染が広がっていきます。 現在は、いったんウィルス病を発病してしまうと、薬剤で治すことは不可能で、他への感染を防ぐために、その発病株は引き抜いたほうがよいでしょう。 美味しいじゃがいもをたくさん収穫するためには、よい種芋を使うことが大切です。北海道や高冷地で栽培され、検査に合格した良質のものを選びましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 種芋は切って植えると聞きましたが、その切りかたは? |
| A | 種いもの長いほうの頂点付近に、大きなくぼみがあります。これは親株の根につながっていた部分で、芽の多くはくぼみと反対側からでます。 その芽の多い部分が均等に分かれるように、種芋を縦二つに切り分けます。大きな種芋は大きな芽を2つ以上つけるようにして3つ、あるいは4つ割りにしてもよいでしょう。切り分けるときには、芽を切らないように注意しましょう。 切り分けた種芋は、陰干しにします。切り口が乾燥してコルク化したら、切り口を下にして40〜50センチおきに捉え、ほりあげた土を5〜6センチの厚さに戻して覆土し、軽く足で踏んで押さえます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 植えた種芋からたくさんの芽がでてきたのはどうして? |
| A | 種芋を植えると、ひとつの種芋から普通5〜6本の芽がでます。その芽を全部育ててしまいますと、茎葉が茂りすぎてしまいます。茎葉の数が増えるといもの数は多くなりますが、大きく生長しないで小さな芋しかできなくなります。また、枝葉が密になると風通しや日当たりが悪くなり、病気や害虫が発生しやすくなります。 そこで、新芽はすべて伸ばさず、勢いのよいもの1〜2本ぐらい選んで残し、他はかきとったほうがよいでしょう。芽かきの適期は発芽後10日前後です。芽かきの際は、残す芽を傷つけないように注意しましょう。残す芽の根本を押さえながら、他の芽をかきとるようにします。芽を倒し気味にして引っ張ると基部から取り除けます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 土寄せはいつごろ、どのようにしたらいいのですか? |
| A | よいじゃがいもを育てるには、土寄せはとても重要な作業であります。 土寄せをすることで土がふわっとやわらかくなり、芋の肥大を促進すると同時に、芋が地表に出て緑化することを防ぐ意味もあります。さらに、よく耕した土で土寄せをすると、疫病の予防にもなります。 土寄せは、発芽時、芽かきをしたあと、草丈が15センチほどに生長したときにおこなうとよいでしょう。 一度にたくさんの土を寄せてかけてしまうと、地温が上がらず、芋の肥大を阻害してしまいますので、少しずつ数回に分け、3センチほどの厚さに土をかけるようにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | いもが大きくならず、小さなものしかできないのはどうして? |
| A | 原因としては、発芽後、芽かきをしなかったり、植え付け時期がおそかったことが考えられます。いずれも、いもが肥大せず、小さな芋しか収穫できなくなってしまいます。 特に、有r付け時期と芋の肥大とは密接に関係しあっていることを頭に入れておいてください。じゃがいもが肥大するのに最も適した気温は、17度くらいです。高温では肥大が悪くなり、29度以上では肥大がとまってしまいます。 植え付けが遅いと発芽が遅れ、その結果、肥大に必要な日数が足りなくなって、小さな芋しか収穫できなくなります。じゃがいもに限ったことではありませんが、よい野菜を作るためには、なによりその野菜に見合った植え付け適期を守ることが大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 葉が縮れて巻いたり、株がしおれて大きくならないのですが |
| A | 葉が縮れて巻いたり、株が萎縮して大きく生長しないのはモザイク病が原因です。 モザイク病は、ウィルス病の一種で、薬剤では防除することができません。発病を確認したら、その株は根とともに抜き取ってください。 モザイク病の多くはアブラムシによって媒介されますので、発生を防止するには、アブラムシの防除も欠かせません。 また、アブラムシによらず、種芋を介して、あるいは接触や土壌伝染などの可能性もあります。病株をさわった手で他の株に触れないように注意しましょう。さらに、病株に用いた道具は、他の株に使用する場合はきちんと消毒されることをお勧めいたします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | どうしても植え付けが遅れる場合はどうしたらいいのですか? |
| A | 都合などで、やむを得ず植え付けが遅くなる場合「浴光催芽」という、種芋に光を当ててその温熱によって丈夫な芽の発生を促す方法をおこないます。 植え付けの20日ほど前に、わらを敷き詰めた箱などに種芋を並べ、ビニールトンネルで覆って15〜20度の温度を保ちます。日中、トンネルの中の温度が高くなりすぎるようなら、ビニールをあけて通風を図って適温に保ち、夜、冷える場合は毛布などをかけて保温します。途中何度か芋を動かして芽にまんべんなく日光があたるようにします。 これで芽の出る期間が短縮されると同時に、丈夫な芽が出て、その後の生育も順調となり、芋は十分に肥大します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 葉や茎がべとべとに腐りかけてきました。原因は? |
| A | 疫病による被害だと考えられます。疫病は、ウィルス病とともにじゃがいもにとって大きな被害をもたらす病気のひとつです。 比較的低温で、曇天や雨が続くと発生しやすく、毎日雨が降り続けると被害も拡大し、収穫がほとんどできなくなってしまう場合もあります。 症状は葉、茎、いもに発生します。葉では先端やふちに生じた緑色や褐色の斑点が次第に広がっていき、暗褐色に変化します。葉裏に生じたカビによるもので、胞子によって次々と伝染し、葉は腐ります、茎にも同じような症状がでます。 発生初期の対応が大切で、薬剤の散布を1週間おきに3〜4回してください。 (野菜の表に戻る) |
| ■ とうもろこし ■ | |
| Q | 雄花が咲く頃に茎が途中で折れて、枯れてしまったのですが・・・ |
| A | アワノメイガによる被害だと考えられます。アワノメイガはガの仲間の幼虫で、おおよそ6月中〜8月中くらいまでに多発します。 とうもろこしの茎が伸び始めた時期に、成虫が葉の裏に卵をひとかたまりで産み付けます。孵化した幼虫は太い葉脈を食べて成長し、やがて葉の付け根から茎の中に入り込んで、雄穂の茎の中に食い進みます。その後、雌花が大きくなりだすとその中にも入り込んで食害し、実は虫食い状態となってしまいます。 幼虫が茎の中に入り込む前、雄花がつき始めた頃が駆除の適期で、ふんが排出されているなど発生が確認できたら、薬剤の散布をお勧めいたします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | いろいろな品種を同じところで育ててみたいのですが大丈夫ですか? |
| A | いろいろな品種を植えて、いろいろな味を楽しみたいという気持ちはわかりますが、とうもろこしの場合は、受粉が風によっておこなわれるため、異なる品種を混植すると交雑してしまう可能性があり、そうなってしまいますと品質も落ち、味も悪くなってしまいます。そのため、できるだけ同じ畑には1品種だけ育てるようにしたほうがよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 株元から出てきたわき芽はそのままにしておくの?それともかきとる? |
| A | ふつう、わき芽をそのままにして育てても、収穫が遅れたり、収量や品質に影響はありません。 むしろ早生系の品種では、わき芽をかかないほうが、雌穂の先端までよく肥大した品質のよい実ができます。早生系の品種は葉面積が少なく、1株1本の茎では、光合成によって葉で作られる養分が少なくなり、雌穂を肥大させるのに十分とはいえないからです。 わき芽を伸ばして葉を生長させると、そこでも養分が作られるようになり、雌穂の肥大に役立つというわけです。 ただし、バンタム系は、生長したわき芽も中心の茎と同じように育つため、最初にでた強いわき芽は小さなうちに摘み取り、その後発生する弱いわき芽を残します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 粒が充実せず、歯が抜けたようにまばらになってしまいましたが・・・ |
| A | 受粉がうまくできなったのではないかと思います。 とうもろこしは風媒花で、絹糸に、株の先についた雄穂の花粉が受粉すると結実します。受粉した絹糸1本1本の根元が、1粒1粒の子実となるため、絹糸1本1本がしっかりと受粉しないと、粒がそろわず葉が抜けたようになってしまいます。 うまく受粉させるために大切なのは、十分な日当たりと、たっぷりと肥料を与え、順調な生育をさせることです。植え付けを2畝以上にして、できれば75センチくらい幅の1条植えを数列作って、作付け面が四角になるようにすると、他の株の受粉による受粉の可能性が高くなります。 また、雌穂は実の充実を図るため、一番大きな穂をひとつだけ残して、他は小さいうちに摘み取ります。 (野菜の表に戻る) |
| ■ かぼちゃ ■ | |
| Q | 苗を植えつけたのですが、生育する前に枯れてしまいました・・・ |
| A | タネバエの幼虫による被害だと考えられます。タネバエは体長4〜5mmのハエの仲間で、暖かい地域では春と秋の2回、大きな被害が見られます。 幼虫は種や苗を食害をし、種が食害されると発芽せずに腐ってしまいます。芽生えた苗では、幼虫が茎の中に食い入り、苗は地際から倒れて枯れてしまいます。その茎を調べると中にゾウムシが見つかります。 タネバエの成虫は、生の鶏糞や油粕、魚粉など、未熟な有機物のにおいに集まり、産卵します。堆肥などは完熟させたものを施すようにします。植え付けのときに薬剤を土の中に混ぜ込むと、発生を予防することができます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | つるが長く伸びすぎてしまって、始末に困るのですが、どうしたらよいでしょうか? |
| A | 西洋かぼちゃなどは、主に親づるの先のほうと子づるの一部に実をつけるため、つるが伸びないからといって、短く切ってしまうことはできません。 実を育てるために残すつる以外のつるは早めに摘み取り、伸ばすつるを畝に直角に誘引するとよいでしょう。 日本種は、本葉7〜8枚ほどになったら親づるの先端を摘んで芯を止め、3〜4本の子づるを四方に這わせます。果実はこの子づるにできます。 狭い面積で栽培する場合は、支柱を立てて縦方向につるを伸ばしてもよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 花は咲くのに、実がなかなかならないのですが |
| A | かぼちゃの花は雄花と雌花が別々に咲きます。雌花は開花後2〜3日間は受粉能力がありますが、雄花は開花日しか受粉の能力がありません。普通は昆虫が雄花の花粉を雌花に受粉させますが、長雨などで昆虫があまり飛来しないと、受粉できなっかたり、結実が悪くなります。 そのような場合は人口交配が効果的です。その日に咲いた雄花に花粉があるか確認をし、その花粉を雌花の雌しべにつけます。気温が高いと受粉能力が下がるので、早朝の気温が低い時間におこないます。 また、つるばかり茂って結実しないのは肥料の与えすぎが考えられます。かぼちゃは肥料分を吸収する能力の高い作物で、よほどやせた土地でなければ、元肥などもそれほど施す必要はありません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | ソウメンカボチャの種が、なかなか発芽してくれません |
| A | 種をまいた時期の温度が低いことが、原因と考えられます。 気温が低いと発芽しにくいので、じかまきで確実に発芽させるためには、4月以降、気温が高くなって安定した頃に種をまきます。 発芽適温は25〜28度で、地温がこの温度なら5〜7日で発芽します。地温があまり高くならないようなら、種をまいた後、ポットキャップをかぶせると発芽しやすく、また、発芽後の生育もよくなります。 育苗をお考えのかたは、ポリポットに種をまいて、ビニールでおおい、よく日の当たる暖かい場所において育苗してください。 (野菜の表に戻る) |
| ■ えだまめ ■ | |
| Q | 葉ばかり茂って、実の入りが悪いのはどうして? |
| A | 枝豆の根には根粒菌という微生物が寄生し、根にこぶのようなものができます。その根粒菌が空気の中に含まれる窒素を土の中に取り込んで。枝豆の根に与えてくれる働きをします。 そのため、窒素肥料を多く施してしまうと、根から吸収される窒素分が過多になり、その結果、茎や葉が徒長して実つきが悪くなってしまいます。 マメ科の植物の根にはこの根粒菌がつきますが、特に枝豆では多いため、窒素分の多い肥料は、他の作物より控えなければいけません。 通常、株間を20センチほどになるように種をまきますが、種まきの時期が遅くなるほど株は大きく茂るので、株間は広めにとるようにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 種をまきましたが、全然発芽してくれないのですが・・・ |
| A | 地温が低いと種が腐り、発芽しません。地域にもよりますが、種まきは地温が15度以上になったらします。また、古い種も発芽率が悪いので、新しい種を入手することも大切です。さらに、発芽を早めようと種を一晩水につけたり、種まき後に毎日水やりをすると種が腐り、発芽しなくなります。 まだ地温が十分上がらない時期に早まきしたい場合は、ポリポットに2〜3粒の種を1センチほどの深さにまき、ビニールトンネルのなかで管理して発芽させます。本葉が2〜3枚になったら、植えつけてください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | せっかく収穫したのに、豆がかたくておいしくありません・・・ |
| A | 収穫が遅れると、豆がかたくなってしまうので、様子を見て、適期に収穫するように心がけてください。おおよそ種まき後80〜90日くらいが収穫期の目安です。 莢がふくらんでいるが豆はまだ柔らかく、さやの上から指で押さえると、莢の中の豆が飛び出すようになっていれば、収穫期の適期です。 収穫適期となったものから摘み取っていくか、株ごと引き抜いて収穫します。一度に大量で収穫できた場合は、収穫後すぐに塩茹でして、冷凍にしておくとよいでしょう。 なお、さやの色艶をよくしたい場合は、花後、さやがついたころから、水1リットルに尿素3グラムとかして、2〜3回株の上からかけてやるとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 葉が網目状になってしまいましたが、これは害虫の影響でしょうか? |
| A | ヒメコガネの成虫による食害と思います。ヒメコガネの成虫は、1.5センチほどの大きさの甲虫で、体は緑黒色の金属光沢をもった美しい昆虫です。 植物につくと、葉脈だけを残して葉を食べ、網目状になってしまいます。被害が大きくなると株が元気を失うことになり、充実した豆ができなくなります。 梅雨明け後に多発しますが、目立つ昆虫ですので、見つけ次第捕殺するのがよいでしょう。 数が多い場合は発生初期に防除をしてください。 また、ヒメコガネはぶどうや柿などの果樹にもつきますので、近くにそのような果樹がある場合は一緒に薬剤散布をして発生を防がれますことをお勧めいたします。 (野菜の表に戻る) |
| ■ オクラ ■ | |
| Q | 種をまきましたが、なかなか発芽しないのはどうしてでしょうか? |
| A | オクラはもともと熱帯性の植物で、発芽気温が高く、発芽には25度くらいの温度が必要です。25〜30度では1〜2日で発芽しますが、20度以下では発芽に時間がかかり、発芽しにくくなります。そうかといって地温が25度になる時期まで待って種をまいたのでは時期的に遅く、十分に生長して収穫できるようになるまえに秋が来てしまいます。 そこで、ポリポットに種をまき、箱などに並べ、ビニールで覆って日光のあたる軒下などにおいて発芽、育苗するとよいでしょう。 また、種は、一晩水につけてからまくと早く発芽します。発芽後はビニールトンネルをかけて育苗し、本葉が2〜3枚になったら移植してください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 実を収穫したところ、とてもかたくなっていましたが、原因はなんでしょう? |
| A | 収穫が遅れたのが原因でしょう。オクラは、土質をそれほど選びませんが、乾燥しやすい場所では水やりを欠かさず、施肥も頻繁におこなって育てます。 すると、葉のつけ根の部分に、淡黄色のアオイに似た大きな花が咲き、5つの稜をもった莢果がつきます。 花が咲いて3〜4日後、長さ4〜5センチほどになったやわらかい莢果を、はさみで切って収穫します。 取り遅れると、莢果は先端のほうからかたくなるばかりではなく、その後にできる莢果の生育を妨げることにもなります。 適期の収穫を心がけましょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ モロヘイヤ ■ | |
| Q | 植えつけた苗が弱ってしまいました。原因はなんでしょうか? |
| A | 幼苗の根がとても弱いので、元肥に完熟していない堆肥を施すと、肥料やけを起こして根が傷み、苗が弱ったり枯れたりしてしまいます。 育苗は、赤玉土中粒7対腐植土3を混ぜたものを用土とし、、深さ10〜15センチの平箱、あるいはプランターでおこなうとよいでしょう。 種から育てる場合は、降霜の心配がなくなってから種をまきます。発芽しにくいため、種は一晩水に浸したあと、水切りしたものを利用します。ばら撒きにして5〜6ミリの覆土をします。 発芽後は、本葉2枚のときに株間が6センチくらいになるように間引き、その後は10日ごとに野菜用の薄い液肥を施しながら、本葉が5〜6枚になるまで育苗していきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収量を増やしたいのですが、どうしたらたくさん収穫できますか? |
| A | 植えつけたモロヘイヤの草丈が、40センチほどに生長したら、主枝の芽先を摘みます。すると、側枝が伸びて、株がこんもりと茂るようになります。 次々に伸びる側枝が15センチほどになったら、葉を2〜3枚残して、枝先や葉を順次収穫していくとよいでしょう。夏から秋の長期にわたって収穫できるようになります。 収穫期間が長い分、肥料切れを起こしやすいので、1ヶ月に1回、株間に堆肥や油粕を主体に追肥を施します。 (野菜の表に戻る) |
| ■ ニガウリ ■ | |
| Q | たくさんの実をつけるようにしたいのですが、そのコツを教えてください? |
| A | ニガウリは、子づると孫づるにたくさんの実がなるため、栽培では、摘心が大切な作業のポイントになります。 日当たりがよく、風通しのよい場所で栽培します。土質は特に選びませんが、種まきや苗を植えつける2週間前までに、苦土石灰をまいて土壌を中和しておく必要があります。 発芽後、本葉5枚くらいになるまでに、いちばん元気のよいものを1本残すよう間引きします。 本葉が5〜6枚ほどになったら摘心し、子づるを伸ばします。この子づると、子づるからでた孫づるに果実がたくさんつきます。なお、広い場所で栽培できるときには、親づるを摘心せずに伸ばしてもかまいません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | どのような状態になったら、収穫したらいいのか、適期を教えていただけないでしょうか? |
| A | 開花後、15〜20日ほどたった、未熟な果実を次々と収穫します。果皮のいぼがふくらんでくるのを目安にするとよいでしょう。 収穫が遅れると、果実は熟し、橙色になって果皮が裂け、種子がでてきてしまいます。 長い間次々と実をつけるため、ときおり、株の周囲に一握りの化成肥料をまき、土寄せをします。 収穫した果実は、種子を出し、薄切りにして油いためやかき揚げ、または湯がいて三杯酢などで食べるとよいでしょう。 独特の苦味は、塩水につけると和らぎます。 (野菜の表に戻る) |
| ■ たまねぎ ■ | |
| Q | 種まきの仕方と植え付けの方法を教えてください? |
| A | 日当たり、水はけ、水もちのよい苗床を用意し、条間6〜8センチですじまきします。種が隠れるくらいの覆土をしたら、水をたっぷりと与え、防寒のために、敷きわらをしておきます。 発芽して芽が立ち上がったところに間引きを始め、本葉3〜4枚で2センチ間隔になるようにします。 乾かしすぎないように管理し、土入れ、土寄せをしながら苗を育てます。種まきからおおよそ60日、苗の長さが15〜25センチ、茎の太さ6〜8ミリほどに生長したら、定植します。 苗は小さすぎても大きすぎても収量に影響しますので、注意します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 砂質土ですが、うまく栽培する方法は? |
| A | たまねぎは乾燥を嫌うため、やや湿り気の多い粘土質の土を好みますが、日当たりさえよければそれほど土質は選ばず、堆肥をしっかりと施せば、砂質土でも十分栽培できます。 ただし、酸性土には弱いという性質があるので、植え付けをおこなう場所には、2週間ほど前に、1uあたり3握り位の苦土石灰を施して、深く耕しておきます。 さらに1週間ほど前になったら、元肥として1uあたりバケツ1杯の堆肥と、2握りほどの化成肥料を施してよく耕し、60cm幅のベッド畝を作っておきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥はどのようにしたら?冬越しの方法を教えてほしいのですが・・・ |
| A | 追肥は植え付け後25日前後に1uあたり1握りの化成肥料を施し、中耕、土寄せをします。 寒さには強いほうでありますが、ある程度の防寒をしておく必要があります。霜が降りる前に、苗の間に肥沃な土を振るいこみ、切りわらや籾殻を全面に敷き詰めて、土の乾燥と霜柱で苗が持ち上げられるのを防ぎます。 冬の間、株元をよく踏んでおくことも、霜柱による被害を防ぐ効果があります。 普通、水やりは必要ないのですが、乾燥が続くときは、冬の間でも水やりをしたほうがよいでしょう。 春に芽が伸びる前に、化成肥料を追肥し、土寄せをしておくと、春からの生育がぐんとよくなってきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 美味しいたまねぎを収穫するポイントは? |
| A | 葉たまねぎとして利用するのであれば、球が肥大したころに抜き取り収穫します。 普通のたまねぎとして収穫する場合は、葉が倒伏するのを待って、収穫します。 収穫後貯蔵をしたい場合は、完熟した球を掘り取り、風通しのよいところにつるしておくと、長期保存が可能です。 収穫したては甘くておいしいため、ぜひ生食してください。薄くスライスして水にさらし、ドレッシングで洋風サラダとして食べてもよいですし、削り節と醤油で和風で食べても美味しく、自分で育てた野菜ならではの美味しさを味わうことができます。 (野菜の表に戻る) |
| ■ いちご ■ | |
| Q | 子苗を植えつけて育てる方法を教えてください |
| A | 収穫を終えた親株からは、ランナーと呼ばれる根元の細い茎を四方八方に伸ばし、その先端に3〜4株の子苗をつけます。この子苗を移植して新しい苗とします。 子苗は、本葉2〜3枚のものを、親株側のランナーを2センチほどつけて切り離します。先のほうの子苗は元から切り離します。 こうして準備した子苗を、あらかじめ用意した移植床に、15〜20センチ間隔に植えつけます。 このとき大切なのが、浅植えにするということです。ランナーは土の中に埋めますが、株元にある生長点が土に埋まらないように注意します。生長点を土に埋めてしまうと思うように生長しません。 移植後はたっぷりと水を与え、植え付け後2週間目に化成肥料を追肥します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 美味しい果実を収穫するためにはいつごろが適期なのでしょうか? |
| A | 花茎を伸ばし白い花を咲かせ、その後30〜40日くらい経過しますと、実が完熟します。 実が大きくふくらみ、ヘタ近くまで赤くなったものから、順次収穫しましょう。摘み取るのは、朝露がついている午前中がいちばんです。 なお、収穫適期から2〜3日遅れるだけで過熟となってしまいます。ジャムやジュースに利用する以外は、熟れすぎないうちに摘み取るのが、美味しいイチゴを収穫する秘訣です。 また、雨に当たると実は傷みやすいので、雨があがったらすぐに摘み取ることも大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 寒さに強いと聞きましたが、冬越しはどのようにさせたらいいのですか? |
| A | 冬には、地上部は中心の2〜3枚の葉を残して枯れてしまいます。寒さには強いのですが、雪に当たると残っている葉が枯れてしまいますので、雪が降る地域では、ビニールトンネルでの保護が必要となります。 冬に先立ち、油粕の腐熟液肥に過燐酸石灰を少々混ぜたものを、株元に少量施し、軽く中耕後、土寄せをして、切りわらや籾殻を敷き詰めます。さらに、よしずやビニールで北側を囲います。 春になると急に株が大きくなり始めます。この頃には防寒のよしずなどをはずし、敷きわらを取り除いて根際の枯葉やランナーを摘み取り、1株あたり1つまみの化成肥料を株周辺に施し、中耕、土寄せをします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 葉が小麦粉をかけたように白くなっていますが・・・ |
| A | うどんこ病という、カビによる病気です。うどんこ病は、若い葉や茎の表面に、白いカビが一面に生える植物の病気で、まるで小麦粉をふりかけたように見えるため、このような名前で呼ばれています。カビですので胞子をつくり、胞子は風によって飛ばされて若い葉や茎、つぼみなどに次々と広がっていきます。 うどんこ病の発生を防ぐためには、風通しと水はけをよくして、薬剤の散布をしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ エンドウ ■ | |
| Q | 冬越しさせる時、注意することは? |
| A | 適期に種まきをすることが大切です。 低温には比較的強いのですが、早くまきすぎると生長しすぎて、寒さによる被害を受けてしまいます。 また、遅すぎると草丈が低く生育するので、収量が減ったり、冬の寒さで枯死してしまいます。 種まきは初霜が降りる直前くらいが適期なのではないでしょうか。 発芽後、寒さが厳しくなり、霜が頻繁に降りるようになったら、幼苗を寒さから守るために、北側の土を風よけのために土寄せをしたり、笹だけを立てるようにします。加えて、全体に敷きわらをして冬越しさせるとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 支柱はいつごろ、どのようにして立てたらよいのでしょうか? |
| A | 冬の間は地上部は伸びないうえ、先のほうは枯れたような状態になります。 しかし、実際には地下では根が大きく育っていて、春先になると何本かのわき芽が急激に伸びて花をつけるようになります。 この春先になって、つるも勢いよく伸び始めた頃に、竹などを立ててひもを張り、巻きひげが絡みつくようにするとよいでしょう。ひもの代わりにフラワーネットや魚網なども使ってもよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫の適期はどういったことを基準にすればよいのでしょうか? |
| A | 未熟な莢を食用とするさやえんどうは、開花後25日くらいで収穫の適期となります。 実がまだ平らで、莢がかたくなるまえの若莢のうちに収穫しないと、かたくなってしまいます。もちろん、味も落ちてしまうので、収穫が近くなったころにはまめに見回って、適期のものを摘み取りましょう。 実えんどうは、莢にしわができ、実がよく充実するまで待って収穫します。 スナックえんどうは、若莢のうちから収穫できるえんどうです。実が大きく充実し、莢の断面が円状にふくらんだ頃が収穫の適期です。 グリーンピースは、莢をさわってみて、実が充実したものから収穫していきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 春になってもつるが伸びず、茎葉が黄色くなって枯れてしまいました |
| A | 冬越しをしたえんどうは、春先になると盛んにわき芽を出し、急激に生長して花をつけるようになります。冬を越し、3月の終わりごろになってもつるが伸びず、茎葉が黄色く変色したり縮れたりするのは、典型的な連作障害です。 えんどうは特にいやち性の強い植物で、一度作った土地では4〜5年は作らないようにしないと、連作障害がでます。連作すると茎葉の黄変や縮れといった症状のほかに、発芽不良、株元の褐変、根の腐敗などが生じます。連作障害は原因が単純ではなく、障害がでてからからの治療は一般的に困難です。 えんどうだけではなく、連作障害の発生を防ぐには、上手な輪作を計画し、よい作物を育ててるようにしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ レタス ■ | |
| Q | 春まきと秋まきがありますが、どちらが作りやすいのでしょうか? |
| A | レタスは、一般に暑さに弱く、涼しい気候を好み、温度が高いときは結球しにくくなる性質があります。盛んに生育し、結球する適温は15〜20度です。 春まきもできるのですが、生育時の気温が徐々に高くなっていく時期と重なるため、結球期に気温が低くなる秋まき作りが、適しているのではないかと思います。 種は鉢か平箱にまきます。土は清潔なものを用い、薄く覆土し、その上に新聞紙をかけ、乾かさないように新聞紙の上から水遣りをします。 発芽を始めたらすぐに新聞紙をとり、涼しい場所で間引きをしながら育て、本葉2枚ごろにポリポットに1株ずつ移します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 本葉2〜3枚のころに、葉がしおれて茎が倒れてしまったのですが |
| A | 苗立ち枯れ病だと思います。苗立ち枯れ病は、ほとんどの野菜に発生する病気で、土の中にいる病原菌に感染することで発生します。 種をまいて発芽し、本葉が2〜3枚に生育するまでの間に、葉がしおれたり、地際部が細くなって茎がしおれたりします。また、根は褐色に腐敗して苗が枯れてしまいます。 こうなってしまったら、治療法はありません。病気に侵された株は、抜き取ってください。 苗立ち枯れ病を防ぐために、種をまく土は清潔なものを用いるようにしなくてはいけません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 適期と思われる時期に、種をまきましたが、発芽しないのですがどうしてでしょうか? |
| A | 地温が高すぎる、覆土が厚いなどが考えられます。 レタスの仲間の発芽適温は15〜20度と低く、25度以上の高温時には発芽しにくくなります。秋まきの適温である8月下旬〜9月上旬では、まだ気温の高い日もあり、発芽しにくくなることは十分に考えられます。 そこで、種をガーゼなどで包み、水に浸したあと乾燥させないように密閉し、冷蔵庫に入れて、白い芽が出始めてからまくと、発芽の失敗がなくなります。 また、レタス類の種は好光性なので、発芽には光が必要です。覆土が厚いと種に光が届かず、発芽しなくなってしまいます。覆土しなくても発芽しますが、乾燥を防ぐために覆土をします。種は隠れる程度に薄く覆土することが大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 上手な植え付けのこつは? |
| A | 苗が本葉3〜4枚までに生長したら、畑に30センチ×30センチの間隔に定植します。 レタスの仲間は酸性土に弱いため、定植の1〜2週間前に、1uあたり2握り程度の苦土石灰をまいて、酸度を調整しておく必要があります。 植え付けにあたっては、地温を上げる工夫が必要です。そのため、植え付けの2〜3日前にポリマルチをするとよいでしょう。さらに、植えつける前に苗をポリポットごと水を入れたバケツに浸し、十分吸水させると、植え付け後の落ち着きが早まります。 大切なことは、浅植えにするということです。芯の葉に土がかぶさらないよう、根鉢が地面に隠れるすれすれの浅植えにするのがポイントです。 (野菜の表に戻る) |
| ■ カリフラワー ■ | |
| Q | 頂花蕾より下から出た腋花蕾はどうしたらいいのですか? |
| A | 頂花蕾が直径10〜15センチに生長したら、周囲の葉ごと切り取って収穫します。 頂花蕾専用の品種以外では、頂花蕾を切り取ると、下の葉のわきから腋花蕾が生長してきます。腋花蕾は頂花蕾ほど大きくなりませんが、頂花蕾を収穫後も追肥、土寄せを続けて腋花蕾も収穫します。 側枝の発生しやすい性質を持った品種を用いると、2個の頂花蕾を収穫することができます。 この品種を育てる場合、育苗中に摘芯をおこないます。本葉が4枚のときに、本葉2枚を残して摘芯し、2本の側枝を発生させてから畑に植え付けます。このとき、子葉から発生する側枝は摘み取ります。植え付けのときの株間は、通常よりやや広めの50センチほどとります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 育苗するときのポイントは? |
| A | 箱などに種をまき、苗を作ってから畑に植え付けます。箱に堆肥と土を同量ずつ入れ、細かく砕きます。6センチ間隔ですじまきにし、厚さ5ミリに覆土をしたのち、たっぷり水やりして新聞紙をかぶせます。新聞紙が乾かないように管理します。3〜4日して発芽し始めたら新聞紙を取り、間引いて2センチ間隔にします。 本葉が2〜3枚まで育ったら、ポリポットに1株ずつ植え、害虫からの被害を避けるために寒冷沙のトンネルの中で管理します。このとき、水遣りをやや控えめにして、乾燥気味に管理することがポイントで、丈夫な苗作りの秘訣です。 (野菜の表に戻る) |
| ■ ねぎ ■ | |
| Q | 種まきはいつごろどのようにするのがいいのですか? |
| A | 春まきは4月に、秋まきは9月に種をまきます。 但し、秋まきの場合、春になって日が長くなり、気温も上がってくる4〜5月に、ねぎ坊主がつくことがあります。ねぎ坊主がつくと生長がとまるので、すぐに摘み取らなければなりません。 このように、秋まきは多少手間がかかり、育苗期間も長くなるので、特に初心者には、育苗期間の短い春まきをお勧めいたします。 また、種からまき始めると、収穫まで時間がかかりますから、6月半ば頃、種苗店や園芸店で売られている苗を購入して植え付け、冬に収穫するとよいでしょう。苗は、草丈が30センチほどで、太さが1センチ以上のものがよいものといえます。よく選んで購入しましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 発芽率があまりよくないのですが・・・ |
| A | もともとねぎの種は、発芽率がよいほうではありません。そこで、ガーゼの袋に入れて6〜8時間水に浸しておいてからまくと、発芽率がよくなります。 10センチ間隔にまき溝をつけ、すじまきをしたら薄く覆土をします。水やり後、乾燥を防ぐために敷きわらをし、寒冷紗、あるいはビニールトンネルなどで保温をします。大切なのは、乾燥を防いで管理することです。 種から育てると収穫まで時間がかかるので、慣れないうちは、苗を購入して植えつけて育てたほうがよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 植えつけて時間がたつのに、茎がいっこうに太くなってくれません・・・ |
| A | 土寄せが早すぎたり、土を一度に厚くかけすぎると、生育が抑制されて太くなりません。 土寄せは、最後の土寄せを10月中旬におこなえるよう、逆算して、回数を分けて少しずつおこなうようにします。 また、根深ねぎは、植え付け後3〜4ヵ月で、急激に養分を吸収し始めます。即効性の肥料を追肥してやれば、肥料分の吸収も早くてよいように思われますが、ねぎは肥料やけを起こしやすいため、その施し方には注意が必要です。 即効性があり、石灰分も豊富な鶏糞を十分に発行させたものがよいのですが、それでも肥料やけの可能性もありますので、間土をして、けっして土寄せの土に混ぜてしまわないように注意する必要があります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | よく見ると、葉に白い筋状のかすり模様があるのですが・・・ |
| A | ネギハモグリバエ、ネギコガが発生していると考えられます。 ネギハモグリバエは、幼虫が葉の内部にもぐりこんで、葉肉を食害するため、その部分が白い筋や斑紋になって、かすり模様のように見えます。 食害された葉を透かしてみると4ミリほどで乳白色の幼虫を見つけることができます。 苗に多発すると被害が大きいため、早期の防除が必要で、種まきや植え付け時に、薬剤を散布するとよいでしょう。 ネギコガの幼虫も、発生すると葉全体に白い斑点が広がり、葉が折れることもあり、被害を受けた葉は匂いがでて食べられません。発生初期に防除をしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ サツマイモ ■ | |
| Q | よい苗の選び方は? |
| A | 苗は5月に種苗店や園芸店、あるいは農家から購入するとよいでしょう。サツマイモの苗は茎と葉だけで根はなく、何本かを束にしたものが売られています。 病気ではないことはもちろん、茎が太く、葉が5〜6枚ついていて、ややかためで節間が適度に詰まった、見た目にもしっかりしたものを選びましょう。徒長してひょろひょろと節間がながいもの、逆に伸びが悪く節間が詰まりすぎているものは悪い苗です。 苗の植え付けは、遅霜の心配がなくなってから植えつけます。早掘のものは5月上旬に植え付け、晩夏〜初秋に収穫しますが、普通は5月中旬〜下旬に植え付け、10〜11月中旬にかけて収穫となります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 苗はどのように植えつけたらいいのでしょうか? |
| A | 苗は、いったん切り口に水をつけて水揚げをしてから、小高くした畝の頂部に、30〜35センチ間隔で植えつけます。 植えつけ方にはいくつかの方法がありますが、一般的には、苗を畝と平行に寝かせて、両手を使って指先で平らに押し込む方法です。これがいちばん簡単で、初心者でもおすすめです。 さつまいもは、この茎の葉のつけね部分から伸びる根にできます。マルチング栽培をして早掘りしたい場合は、斜め、あるいは垂直に植えつけます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | つるも葉もよく生長したのに、いもが太らないのですが・・・ |
| A | つるぼけと呼ばれる症状です。つるぼけは、肥沃な土地で起こりやすくなります。 また、植え付け時期が遅かったり、カリ肥料が不足していて窒素分が多い、8〜10月の生育後期の日照不足などがその原因となります。 つるぼけの状態になってからでは対処のしようがないため、対策は事前におこなわなければなりません。 植え付け場所はよく日のあたる場所を選び、肥えている畑の場合は天地返しをして、やせた土を表土にします。いもはカリ分を吸収して肥大するため、元肥には窒素1に対してカリ3の割合で施します。 また、水分の多い場所や水はけのよくない場所では高畝としましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫の適期はいつですか?どういったところで見極めればいいの? |
| A | 早掘りのものは8月下旬〜9月ごろが収穫の適期となりますが、普通は10〜11月中旬が収穫期となります。 1株掘ってみて、いもの肥大具合を確かめ、掘り出す日を決めます。 収穫時にはつるの上部を全部刈り取ってからいもを掘り出すとよいでしょう。 霜が降りる前に、晴天の日を選んで掘り出します。霜が降りてしまいますと、いもが傷んでしまうので、よい時期を見計らってください。 つるを刈り取ったら株元を確かめ、株元から離れたところからスコップをいれます。スコップで土をゆるめたら、つるからいもを離さないようにしながら、丁寧に、傷をつけないように掘り出します。 (野菜の表に戻る) |
| ■ サトイモ ■ | |
| Q | 種芋を植えましたが、なかなか発芽しないのはどうして? |
| A | サトイモの発芽適温は25〜30度。発芽には高温が必要で、また、発芽までにはかなりの時間がかかります。 そこで、種芋を植えた畝の上にポリシートなどでマルチングをすると、地温が上がり、発芽が促進されます。特に、夜間は地温が下がるので、畝にむしろなどをかけるのも有効です。 少しでも早く発芽させたい場合は、畑にじかに種芋を植え込まないで、鉢や箱などで種芋を伏せこみます。夜間は室内にいれ、日中は日当たりのよい外に出して管理するとよいでしょう。 日中も箱や鉢をガラスなどで覆えば、温度が上がり、さらに発芽が早まります。本葉が3枚になったら畑に植え付けます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 発芽、生長が不ぞろいで、小さな株がよく、育ちませんがどうして? |
| A | 発芽やその後の生育をそろえるためには、まず種いもの大きさをそろえることが大切です。そして、植えつける際には、深植えしないように気をつけ、覆土も同じ厚さにしなければいけません。 深植えになったものは発芽が遅れ、発芽や生長が不ぞろいになると、先に生長した大きな葉の影になって、小さな株が育たなくなってしまいます。 種いもは信頼のおける種苗店や園芸店で、大きく(40〜60g程度)、形のよいものを選びます。小さなものや芽が欠けたもの、病斑や傷のあるものは避けなくてはなりません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥はどんな時期にどれくらい与えればいいのですか? |
| A | 畑に直接種芋を植え付けた場合は、普通2〜3週間で発芽します。 追肥は、発芽3週間前後と、さらにその1ヶ月ほどあとに、油粕、化成肥料などを、1株あたり一握りずつ、株間に施して中耕し、子いもが隠れる程度に土寄せをします。 梅雨が明けて気温が上がり、日差しが強くなってくると、どんどん大きく生長します。 しかし、土が乾燥すると生長が鈍ってしまいますので、梅雨が明きらないうちにわらなどで根元を覆って、時折水遣りをします。周囲の雑草も抜いておきましょう。 初霜がおりたら、傷つけないように丁寧にほりあげて、収穫します。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 太い葉脈だけ残して葉が網目状になり、丸坊主になってしまいました・・・ |
| A | ハスモンヨトウの幼虫による食害です。ハスモンヨトウは、さまざまな野菜の害虫ですが、サトイモにおいても大きな被害を出します。 成虫は数百個の卵をひとかたまりに産みつけ、孵化直後の幼虫は集団でサトイモの葉裏を食害し、株全体が丸坊主になることもまれではありません。 1年に4〜5回発生しますが、8月下旬〜10月にかけてが最も幼虫の姿が目に付きます。8月になったら葉の色を気にかけ、幼虫の集団を見つけたら葉ごと切り取って処分してください。また、薬剤の使用も有効です。 (野菜の表に戻る) |
| ■ ミズナ ■ | |
| Q | 種をまいて育てたいのですがどんな点に注意すればよいのでしょうか? |
| A | 9〜10月ごろ、平床の苗床を作り、堆肥と乾燥鶏糞をそれぞれ2握りずつまき、土を混ぜて平らにし、種をばらまきすじまきにして、5ミリほどの厚さに覆土します。 種まき後3〜4日で発芽します。本葉が1〜2枚になったら間引きをし、本葉2〜3枚になるまで株間が2センチ間隔になるよう育てます。 畑は、植え付け1週間前に、畝幅60センチの平床に、幅、深さとも15センチ幅の溝を掘り、堆肥と化成肥料を15センチ間隔で2握りずつ施して、肥料は混ぜずに掘った土を埋め戻しておきます。 苗が本葉3〜4枚になったら、株間30センチで、1畝に2条で千鳥になるように植えつけます。植えつける深さは、苗が育っていたときと同じにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 株の根元からわき芽が出てきましたが、取らなくていいのですか? |
| A | 11〜12月になって気温が下がるのにつれて、株はどんどん生長し、株の張りも旺盛になります。その頃になると、株のねもとからわき芽が発生してきます。大株に育てるためには、このわき芽を摘み取らなければなりません。 わき芽をそのままにしておくと、全体の生育が悪くなり、質も落ちてしまうので、早めに摘み取るようにしましょう。 寒さには強いののですが、霜に直接あたると株が傷みますので、霜が降りる前、ビニールトンネル、あるいは屋根式の霜よけをつくり、防寒対策をしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ インゲン ■ | |
| Q | 春にできるだけ早く種をまきたいのですが、どうしたらいいのですか? |
| A | 種まきら収穫までの期間は、つるなし品種で50日、つるあり品種で70日ほどです。 これをもとに、収穫希望時期から逆算すれば、いつ種をまけばよいかわかります。しかし、インゲンは低温に弱いため、早く収穫したいからといって春、種を早まきすると、低温にあたって霜にやられ、全滅してしまいます。 そこで、早まきするばあいは、ポリポットに種をまき、ビニールで覆うなどして暖かい場所で発芽させ、苗を育てます。本葉2〜3枚まで生長したら、マルチングした畝に植え付け、さらにビニールトンネルをかぶせます。 こうすることで、畑に直播する場合より20日ほど早く種をまくことができ、早い時期に収穫できます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 支柱を立てるときに、注意することは? |
| A | つるあり品種の場合は、支柱作りとなるので、支柱立てが必要となります。 種まき後、本葉2〜3枚になったら間引きをして2本にしたところで、2メートルの支柱を立てます。 ここで頭に入れておきたいのが、インゲンはつるの先まで実がつくということです。 したがって、畝の左右から2本の支柱を、低い位置で交差させるように斜めに立てるとよいでしょう。こうすることで、つるの先のほうの実の収穫も容易になります。なお、支柱はやや太めのものを使用するとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫してみたら莢がかたくなっているのはどうして? |
| A | インゲンは、収穫が遅れると、莢がかたくなってしまいます。これは、つるあり品種でもつるなし品種でも同じで、かたくなると、当然、味が落ちてしまいます。 ですから、莢がかたくならないうちに、開花後1〜2週間ほどの若い実を、早め早めに収穫するよう心がけるとよいでしょう。 とり遅れると、莢がかたくなるだけではなく、株が弱ってしまいますので、収穫が近くなったら畑をよく見回って、適期を逃さないようにすることが、美味しい実を収穫するコツです。 収穫に適したものから順次収穫することで、つるなし品種で約3週間、つるあり品種は1ヶ月間もの長い間、収穫することができます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 下葉が黄色くなり、落葉してきましたが原因は? |
| A | 梅雨期の過湿で根が傷んだり、夏になって高温乾燥により根が傷んだことが考えられます。葉が黄色くなり、落葉するだけではなく、曲がり莢が増え、莢の緑が薄くなったりします。 過湿による被害は、植え付け場所の排水の悪さが原因となります。排水の悪い場所では高畝を作り、栽培します。特に梅雨の時期には、排水溝を作るなどして、水はけに細心の注意を払わなくてはなりません。 夏の乾燥や高温から根を守るためには、株元に敷きわらをして、地温を下げるとよいでしょう。敷きわらは、腐葉土やバークなどでもかまいません。それでも乾燥する場合は、水遣りを頻繁におこなうようにします。 (野菜の表に戻る) |
| ■ キャベツ ■ | |
| Q | 株は大きくなりましたが、結球しないで花が咲いてしまいました・・・ |
| A | 品種にもよりますが、キャベツには、ある程度の大きさになった苗が、一定期間、10度以下の低温にあうと生長点に花芽ができます。花芽ができると葉の生長が止まり、春先になって気温が上がると花茎を伸ばして花を開きます。これを早期とう立ちといい、秋まきのキャベツでは特に注意が必要です。 秋まきで栽培するとき、早くまきすぎたり、適期にまいても追肥が多く生長がよすぎると、年内に葉が育ちすぎ、結球せず花芽が分化し、春にとう立ちしてしまいます。暖冬だった場合も同様のことがいえます。 植え付け後に花芽の分化を防止できないので、栽培地域にあった品種を選んで、適切な時期に種をまき、きちっとした肥培管理をすることが大切です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 初めてキャベツを作る場合、どの季節がつくりやすのでしょうか? |
| A | キャベツは一年中栽培できますが、ヨーロッパ原産で、もともとは冷涼な気候を好む野菜です。寒さには比較的強いのですが、暑さには弱いので、秋まき栽培が最も作りやすいでしょう。 夏まきもよいのですが、育苗期が真夏のなるため、苗が病害を受けたり、軟弱になったりしがちです。夏まきで育てたいのであれば、風通しのよい、涼しい場所を選んで栽培し、乾燥にも気をつけなければなりません。 また、春まきにすると、気温が高くなってくるため、結球が悪く、病害虫も多くなります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 結球したのですが、とがった球のようになってしまいました・・・ |
| A | 球内とう立ちといい、結球ともとう立ちともつかない状態のことです。 夏まき冬どりで栽培する際、花芽分化期でもある12月までに、正常球となるのに必要な葉数が不足していたり、気温の低い春先に大苗を植えつけたために、十分な低温にさらされなかったり、低温にあう期間が短かったりしたために、花芽の分化が不完全になっておきる現象です。 こうならないためには、栽培地域に合った品種を選んで、適切な時期に種まきをおこなうことが大切です。 また、春先になると球内とう立ちをしますから、花芽が分化したとしても、その前に十分結球して収穫できるように、葉数が確保されるような適切な肥培管理が必要です。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 地際部の茎や葉がドロドロになり、悪臭がするのですが・・・ |
| A | 典型的な軟腐病による症状です。軟腐病は、土の細菌が傷口から侵入することで発生します。土壌を介して伝染するので、連作は避け、症状がでてからの防除は難しいため、風や雨などで茎葉が傷ついたときには、天候が回復するのを待って、早めに薬剤散布して発生を予防します。 また、連作したり、春と秋に低温で雨が多いと、黒腐れ病が発生します。生育中の下葉に発生し、葉の縁に葉脈に囲まれたV字形の黄斑が発生し、これが次第に拡大していき黒っぽくなり、その後枯れてきます。苗に発生すると、子葉の先から黒くなり、やがて枯れてしまいます。秋の台風通過後など発生しやすいときなどは、薬剤を予防散布します。 (野菜の表に戻る) |
| ■ 大根 ■ | |
| Q | 根が太くならないうちにとうが立ってきてしまいました・・・ |
| A | 大根は、種が吸水したあと、生育のどの段階でも、一定期間低温にあうと、花芽が分化するという性質を持っております。 その後、高温長日によって生育が促進され、とう立ちするのです。 このような性質から、秋どり用の品種を春にまくと、発芽しかかったときに低温に感応し、花芽が分化、その後の温度上昇によって、根が肥大しないうちにとう立ちしてしまうのです。 この花芽の分化ととう立ちの関係は、品種によって異なります。とう立ちの遅い品種を用いれば、根が肥大しないうちにとう立ちすることはありません。 当然のことなら、とう立ちした大根は食用には適さず、捨ててしまうしかありません。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 上手な間引きのこつは? |
| A | 発芽後10日〜2週間後たち、本葉が1〜2枚の時期に最初の間引きをします。 際立って生長のよすぎるものや悪いもの、葉の色や形が他のものと異なるもの、病気や虫食いがあるもの、込み合った部分などを間引き、1箇所に3〜4株残すようにします。 間引きは、残す株の根を傷めないよう、慎重におこないます。間引き後、追肥をして、軽く土寄せをします。 2回目の間引きは本葉が3〜4枚になった頃におこないます。その後も2〜3回の間引きをして、最終的に本葉5〜6枚で、1ヶ所に1株になるようにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫してみたら、二股の大根になっていました・・・ |
| A | 大根は、土中に深く伸びながら肥大していきますが、直根の先端にある生長点が何らかの障害を受けると、側根が肥大を始めて先端が二股に分かれて股根となってしまいます。 また、畑の耕し方が浅いと、大根が肥大して土中に伸びていったときにかたい部分に当たって障害を受け、股根になります。土の中にある石などに、大根の先端に当たっても同様です。 長くて肌の美しい大根を収穫するためには、畑を深く掘り起こして土を十分やわらかくし、根の生長の障害物となる石や土のかたまり、異物などきちんと取り除いておかなければなりません。 未完熟な堆肥や化成肥料も根に直接触れると障害を起こすので、植え付け場所の直下に元肥を施さないようにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 生育途中に葉が縮んでよく育たないのですが・・・ |
| A | モザイク病による被害が考えられます。モザイク病に感染しても、普通根には特別な症状は現れないのですが、発育初期に感染、発病すると、株全体の葉が縮んで萎縮し、生育が遅れることで根も肥大せず、根の表面が凸凹になったりします。 モザイク病はウィルスの伝染によるもので、多くはアブラムシが媒介します。アブラムシは高温乾燥の年ほど多発するため、そのような年には、生育の影響のない範囲で、できるだけ種まきの時期を遅らせると、被害を少なくすることができます。 また、アブラナ科の野菜を作ったことのある場所では、土壌からの感染で発生する可能性が非常に高くなりますので、連作はさけるようにしてください。 (野菜の表に戻る) |
| ■ にんじん ■ | |
| Q | 土層が浅いが、どのような品種を選んだらいいのでしょうか? |
| A | にんじんの品種には、大別すると長根系と短根系の2種類がありますが、土層の浅いところでできる、短根系の品種が菜園向けといえます。 酸性の土壌を嫌い、肥沃で水もちのよい土を好むため、水はけの悪い粘土質の土ではよく育ちません。 種まきの2週間以上前に、苦土石灰を1uあたり2握り、元肥としては化成肥料2握りを施して、よく耕します。土にかたまりがあると、根に障害がでるので、土はよく砕いて耕します。 また、堆肥を種まき直前に施すときは、畝間に施します。 深さは少なくても30センチくらいは耕し、短根系で45〜50センチ、長根系で70センチ幅の畝を作ります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 種をまきましたがうまく発芽しないのはどうして? |
| A | にんじんの種は、発芽率が50〜60%と、もともと発芽しにくいため、厚まきにするとよいでしょう。また、種まき後、覆土を厚くしてしまいますと、発芽率が悪くなってしまいます。 種まきは、雨の後、土が十分に湿っているときにまくか、種まき前に水やりをして、土を湿らせておくようにします。種をまいたら、覆土はごく薄くするか(1〜2ミリ程度)、あるいはくわの底で押さえる程度にします。 種まき後、土が乾くとうまく発芽しないので、籾殻や薄く敷きわらをして水やりをしておき、乾燥を防ぐようにするとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 株間がどのくらいになるように間引いたらよいのですか? |
| A | 最初の間引きは、発芽後、本葉が1〜2枚になったら、株が込み合った頃をすくようにおこないます。 本葉が3〜4枚になったら、再度間引きをおこないます。間引きのあとには、追肥、中耕を合わせておこなうようにします。この頃になると根も伸びているので、残す株を傷めないように、残す株の根元を押さえて、間引く株を静かに引き抜きます。 本葉が5〜6枚ののころ、最後の間引きを行い、最終的に株間が10〜15cm程度になるようにします。 収穫を増やそうと、間引きの間隔を狭くすると、根の太りが悪くなって、よいにんじんが収穫できなくなります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 追肥のタイミングは? |
| 1回目の間引きのあとに、1株あたり1握りほどの化成肥料、あるいは草木灰を追肥します。肥料は畝肩にぱらぱらとまき、軽く中耕して、土寄せします。 2回目以降も、1株あたり1つまみ程度の化成肥料を、畝全体にばらまき、軽く土をかけるようにしながら土寄せをします。 根の肩が地上に露出すると、その部分が緑化してしまうので、土寄せは必ずしなくてはいけません。 夏の乾燥が続くような日は、朝夕に水やりをして、乾燥を防ぎましょう。 (野菜の表に戻る) |
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| ■ 白菜 ■ | |
| Q | 間引きが重要といいますけれども、そのポイントは? |
| A | 種まき後10日くらいの、本葉1〜2枚の頃最初の間引きをおこないます。 込み合って葉が重なり合った部分、まき溝から外れて発芽した株、葉の緑が濃すぎたり赤みがかかっているもの、病害虫の被害を受けているものなどを間引きます。 その後、本葉3〜4枚のころに2〜3株になるように間引きを行い、3回目の間引きを本葉5〜6枚のころにおこなって、1ヶ所1株にします。 3回の間引きを終えたら、1株あたり半握りほどの化成肥料を、15日に1回の割合で、2〜3回の追肥、土寄せをおこないます。 なお、この追肥、土寄せ作業は、結球が始まる前には終えるようにします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 水はけの悪い土地ではどのような栽培をしたらいいのでしょうか? |
| A | 白菜は、やや水分の多い、少々思い土を好みますが、水はけが悪いと病害が増加します。 そのため、排水の悪い土地では、高畝にして、水を停滞させないために排水溝などを作るなどして、排水を図る工夫が必要となります。 高さ20〜30センチの高畝にすると、地温が上がりやすく、空気も入りやすくなって、水はけもよくなり、根腐れを防ぐことができます。 なお、いつも同じ場所で作っていると、高温のときに害虫の被害を受けやすいので、必ず3〜4年の輪作にしましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 結球はしますが、大きくならないのはどうして? |
| A | 白菜に限らず、結球する野菜は外葉の大きさに比例して球の大きさが決まります。つまり、生育前半に外葉十分大きく育てておかないと、結球した球が小さくなってしまうのです。外葉は種まき後1ヶ月ほどでできるので、その間の肥培管理が重要です。 また、結球は温度によっても左右され、適期に種まきをしないと温度が十分確保されず、生長の大事な時期に生育が鈍り、結球に影響を及ぼします。 すると、葉が大きくならず、葉の枚数も少ないために球が大きくならないこともあります。 白菜の生育サイクルを考えて、最も適した時期に種をまき、適切な肥培管理を行い、丈夫な外葉を作ることが、よい結球のためのポイントだといえます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫の適期はどのようにしたらわかるのでしょうか? |
| A | 12月に入ったら、手で結球の頭を押さえてみてください。ぐずぐずせず、かたくがっしりとしたものが結球の完成したもので、収穫の適期です。根元から包丁を使って切り取りましょう。 収穫しきれないものは、関東以南のそれほど寒さの厳しくない地域であれば、完全に結球したものを外葉で結球を包んでわらやひもで縛り、さらにわらなどで周りを覆い、株元に薄く土を寄せておけば、植えたまま一時的に貯蔵できます。 ただし、結球途中のものを同じようにすると、生育が途中で止まり、中が腐ってしまうことがあるので注意が必要です。寒さが厳しい地域では、収穫して外葉を取り除き、4〜5日間陰干ししたのち、1株ずつ新聞紙で包んで冷暗所に置けば、1ヶ月間ほどは保存できます。 (野菜の表に戻る) |
| ■ カブ ■ | |
| Q | 種から育てたいが、どんな点に注意したらいいのですか? |
| A | カブは、春に種をまいて初夏に収穫する春まきと、秋に種をまいて冬に収穫する秋まきがありますが、品質がよく育てやすいのが秋まきで、最初は秋まきから始めるとよいでしょう。 水分の多い、やや粘質の土を好みますが、それほど土を選ぶわけでもなく、どのような土でもたいていはよくできます。耕土の深い、排水のよい場所が適地なので、やや深めによく耕すことが大切です。 幅10〜15センチの溝を浅く作ります。その溝に化成肥料を施し、上に2〜3センチほど間土をして種を2条にまき、0.5〜1センチ土をかけます。また、幅90〜100センチの平床を作って、種をばらまきしてもかまいませんが、多くまきすぎると間引きに時間がかかるので注意してください。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 生育の途中で、とう立ちしてしまうのはどうして? |
| A | カブの生育適温は15〜20度で、冷涼な気候を好みます。 このため、春と秋の両方の時期が栽培に適しているのですが、特に春まきの場合、遅霜などで低温にあうと花芽が発生して、とう立ちしてしまうことがよくあります。 ですから、とう立ちした株にさせないためにも、秋まきのほうが育てやすいのです。 種まきの2週間ほど前に1uあたり堆肥バケツ2杯、化成肥料1握りを元肥として施してよく混ぜ、土をよく耕しておきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 裂根してしまうのを防ぐにはどうしたらいいのですか? |
| A | 裂根の原因としては、乾燥時期に過度の水やりをしたり、肥料不足、間引きが早すぎるなどが考えられます。また、収穫が遅れると、実の上部が割れてしまうことがあります。 裂根を防ぐには、たっぷりの堆肥や、カリ成分としての草木灰などを元肥として施し、水はけと水もちのよい土に改良し、生育の初期から順調に生育するように管理することが大切です。追肥は早めにはじめ、生育の後半になって急激に肥大することのないようにします。 水やりはとても大切なことですが、土中の水分量の急激な変化は裂根の原因となるので、敷きわらや中耕、土寄せなどの作業をまめにおこなって、土壌水分の変化をできるだけ小さくすることが大切です。 間引きは手を惜しまず、何回にも分けて少しずつおこないましょう。 (野菜の表に戻る) |
| Q | できるだけ長く収穫したいのですがどうしたらいいのですか? |
| A | 収穫の目安は、子カブで直径5〜6センチ、大カブは8〜10センチほどで、大きくなったものから順に収穫していきましょう。 種まきから収穫までの期間は、秋まき子カブで40〜50日、大カブで60〜100日となります。 お勧めなのは、少しずつ時期をずらして2〜3回に分けて種をまくようにすること。こうすると、長い間収穫を楽しむことができます。 なお、目安となる大きさに達していなくても、形ができあがってしまったものは、それ以上肥大することはありません。ですから育ちのよくないものでも、形ができたものは収穫するようにしてください。そのまま収穫せずにおくと、すが入ったり裂根したりします。 (野菜の表に戻る) |
| ■ ほうれん草 ■ | |
| Q | 発芽が不ぞろいで、生育にばらつきがあるのはどうして? |
| A | ほうれん草の種は皮がかたく、発芽が不ぞろいになることがよくあります。 発芽をそろえるためには、水に浸して皮をやわらかくしてからまくとよいでしょう。ただし、長い時間水に浸すと、逆に発芽が悪くなりますから、一晩以上水に浸してはいけません。 種の発芽適温は15〜20度で、気温が高くなるほど発芽率が悪くなってしまいます。そのため夏に種をまく場合は、均一にそろって発芽させるために、芽出しをした種をまくとよいでしょう。 芽出しは、十分に吸水させた種をガーゼなどでくるみ、乾燥させないようにラップなどで包んでから冷蔵庫の中にいれ、発芽させる方法で、その発芽を始めた種を畑にまきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 春に種をまいたら、すぐに花が咲いてしまいました・・・ |
| A | ほうれん草は典型的な長日性の野菜で、積算日長が500時間ほどになると花芽を分化して、昼の時間が12時間を越えないようになると、とう立ちしてしまいます。 特に、生育初期の低温に当たったものは、花芽の分化が促進されます。そのため、春に種をまいたものはとう立ちが多くなります。こういった性質は東洋種に多く見られる傾向ですので、春や夏に種をまく場合は、とう立ちしにくい西洋種や、東洋種と西洋種の交雑種をまくとよいでしょう。 とう立ちしやすい東洋種であっても、秋にまけばとう立ちせず栽培できます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 間引きはいつごろ、どのようにしたらいいのですか? |
| A | 株間が狭いと軟弱な株になり、生育後も葉が薄く、よいほうれん草が収穫できません。 そこで、株の生長にあわせて何回かに分けて間引きをして、株間を少しずつ広げていくようにします。 1回目の間引きは、発芽後10日〜2週間、本葉が1〜2枚になったら行います。密生した部分をすかすように間引きをします。元気のよさそうなものを残すようにします。 最終的には本葉3〜4枚のときに株間が10センチほどになるようにします。間引き菜も利用できるので、捨てないようにしてください。 最後の間引き後に、畝間に化成肥料、あるいは油粕を追肥し、中耕、土寄せをします。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 発芽はしましたが葉が黄色く変色してしまいました・・・ |
| A | ほうれん草は、野菜の中でも特に酸性土を嫌う性質を持ち、中性〜弱アルカリ性の土壌(PH7〜8)でよく育ちます。PHが5以下の酸性土では生育が止まり、枯れてしまいます。 畑の土が酸性かどうかは雑草の生え具合で、おおまかに知ることができます。ハコベ、オオバコ、スギナなどは酸性土を好むため、これらの雑草が生えている場所は酸性土だと判断してよいでしょう。 そのような土壌では、苦土石灰を1uあたり3〜4握りほどすきこんで酸性を中和しますが、苦土石灰を施しすぎても葉が黄色くなるので注意が必要です。 なお、酸性の土壌では燐酸分が不足している場合が多いので、あわせて燐酸を施すようにしてください。 (野菜の表に戻る) |
| ■ 小松菜 ■ | |
| Q | 種をまきましたが、発芽が不ぞろいになってしまいました・・・ |
| A | 本来はよく発芽する野菜で、種まきから3〜4日で発芽します。 しかし、乾燥した土にまいたり、種まきしたあと、発芽前に強い雨に打たれるなどして土がかたくなると、発芽不良を起こしたり、発芽が不ぞろいになったりします。 発芽をそろえるためには、まず種まきの前に、まき床に水やりし、さらに種を1時間ほど水に浸して、十分水を吸わせてからまくとよいでしょう。 覆土は種が見え隠れする程度に薄くして、表面を軽く押さえます。 種まき後、本葉が出始めるまで、寒冷紗で覆ってやると発芽が更にそろい、その後の発育も順調になります。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 冬の間長く収穫するにはどうしたらいいのですか? |
| A | 春まきは種まきから30〜40日、秋まきは80〜100日で収穫できるようになります。9〜11月にかけて1ヶ月ずつまく時期をずらせば、11月から3月ごろまでの長い間収穫をすることができます。 この場合、晩秋にまいたものは、12月になってからの厳冬期に、ビニールや寒冷紗のトンネルをかけるなど、簡単な防寒をすると質のよいものができます。 ただし、早い時期から防寒対策をすると、逆に軟弱なものになってしまうので注意が必要です。下が1〜2回降りた頃を目安に、防寒を始めるとよいでしょう。 (野菜の表に戻る) |
| ■ 春菊 ■ | |
| Q | 種から育ててみたいのですが、注意点は? |
| A | 春菊の種は好光性で、光を感じて発芽が促進されます。そのため、種まき後、覆土を厚くしてしまうと日光が種まで届かず、発芽しにくくなってしまいます。覆土は種がわずかに隠れる程度に薄くかけるようにします。また、種は一晩水につけてからまきます。 なお、古い種は発芽率が低くなるので、できるだけ新しい種を入手し、やや多めにまいて、発芽後に密生している部分を間引いていくのが確実です。まき溝には、たっぷりと水をまいておきましょう。 酸性土では初期生育がわるくなるので、種まき2週間ほど前に1uあたり2握りの苦土石灰をまいて耕し、土の酸度を中和しておきます。 (野菜の表に戻る) |
| Q | 収穫の適期は、どのようにしてわかるの?そして収穫の方法は? |
| A | 発芽後、本葉が1〜2枚になったところで2センチ間隔に間引きをします。込み入ったところを少しずつ間引きながら育て、最終的に株間が10〜15センチになるようにします。間引き収穫を続けていくのであれば、株間は5〜6センチ程度でもよいでしょう。 春まきのものは種まき後30〜40日、秋まきでは40〜50日で草丈20センチほどとなり、収穫できます。1株ずつ、根株ごと刈り取ります。 秋まきした摘み取り用種は、株元から抜き取らずに本葉4〜5枚を残してその上を摘み取り、その後伸び出るわき芽も収穫します。 (野菜の表に戻る) |
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